雷など落として、良い事は一つもない。
落雷の被害を抑えるのが私達の使命です。
※福島県沖の洋上変電所「ふくしま絆」に設置(出典 落雷抑制システムズ)
落雷防止の避雷針『PDCE』は従来の避雷針とは異なる原理で落雷の抑制を図る新しい避雷針です。
落雷抑制システムズは、このPDCEだけでなく、その原理を展開した数々の落雷抑制の方式を考案し、落雷被害の低減に貢献します。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施した風力発電設備への落雷対策に関する調査によると、ブレードの落雷被害発生件数は冬季の割合が全体の64%、夏季が36%である。一方、ナセルなどの制御機器の発生件数は冬季が58%、夏季が42%となり、いずれも冬季の発生件数が多いことが分かりました。
また、1000kW未満の風車では、ブレード被害の割合が全体の約40%であるのに対し、1000kW以上の風車では、ブレード被害の割合が約75%を占めています。
これは、風力発電設備の大型化が進み、風車の地上高が高くなることに伴い、ブレードの被害割合が高まっていることを示しています。
NEDOは2008年に、落雷の頻度や被害状況をもとに「落雷リスクマップ」を公開しています。図に赤色で示したように、北海道から山陰にかけての日本海側が、落雷に対するリスクが大きい地域「雷対策重点地域」に分類されています。NEDOは、赤色で示した「雷対策重点地域」とされる区域に風力発電設備を設置する場合は、特に冬季雷に対しての保護対策を優先的に考慮する必要があるとしました。
※日本型風力発電ガイドライン 落雷リスクマップ(出典 NEDO)
落雷抑制システムズの「PDCE」は、人命の保護はもとより、公共サービスや歴史的建造物の保護、経済的価値の損失を防ぐ目的など、多くの場面で活躍しています。2021年の東京五輪の35会場では約100台が採用され、ゴルフ会場では、雷雨に備えて避難場所8ヶ所にも設置されました
また、主要な交通インフラである鉄道各社からの信頼もあつく、導入実績3,300台のうち、1,000台超が鉄道の落雷対策として設置されています。特に、私鉄大手では約8割の企業が同社の「PDCE」を導入頂きました。
PDCE(極性反転型避雷針)の原理
PDCEは、落雷を誘導して建物全体を守る従来の避雷針とは正反対の「避雷針を建てて雷を引き寄せるのではなく、雷の通り道をつくらないことで落雷を抑制している」という、仕組みになっています。
落雷が頻発する日本で洋上風力発電を拡大していくためには、以下の3点が重要になります。
「なるべく落雷を受けない仕組みを取り入れること」
「落雷を受けても損傷しない仕組みを取り入れること」
「発電した電気を問題なく送り届ける仕組みを取り入れること」
公式HPでは「PDCE導入事例」「よくある質問(Q&A)」「動画で見る落雷抑制」のコンテンツを公開中!
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PDCE(極性反転型避雷針)の設置事例をご紹介いたします。