ユーラステクニカルサービスでは現在、日本全国15機種300基超の大型風車を対象に自社での運転・保守管理※を実施しています。
今後、陸上風力の主力となっていく3~4MW級の風車についても操業開始時から弊社テクニシャンを現地へと配置することで保守ノウハウの会得を目指しています。
※風車メーカーの提供する長期保守契約に頼らない発電所の運転・保守管理
風力発電事業とそのO&Mに付帯するマネジメント業務について、自社の専属スタッフが対応します。
【テクニシャンの育成(GWOトレーニング、OJT)】
千葉の自社施設においてGWO-BSTが定める4つの訓練(Sea Survivalを除く)を提供
【O&M費用計画の策定】
過去20年超の操業ノウハウからO&Mに係る費用見通しを作成
【風車不具合発生時のトラブルシューティング】
【法令、許認可対応】
【オーナー/レンダー等への報告書作成】
全国の風車の安全稼働/稼働率向上のために、DX施策や先端技術の活用を推進しています。
増速機交換変電所でのBOPメンテナンス
【24時間集中監視センター】
日本全国の300基超の風車の遠隔監視/制御、および発電所併設のカメラ監視対応
【風車性能評価】
SCADAデータ分析/ナセルライダー等による発電効率の評価
【機器診断/故障予知保全】
SCADAデータから風車内機器の異常を早期発見
購買処理を本社の購買部門が一括管理することで、業務効率化と調達費の低減に努めています。
【独自調達網の活用】
長年にわたる風車保守のノウハウから、故障部位に対応する適合部品を見極め、海外のリファービッシュ品(再生品)や中古品市場活用
【大物部品修理の積極活用】
専門業者による大物部品の修理(増速機、発電機等)を積極的に活用し、部品調達費および廃棄物を削減
「地域とともに発展し、社会から信頼される企業」を目指し、風力発電所の設置地域に常駐する弊社社員が地域の方々とのコミュニケーションを通して、様々な地域貢献活動を行っています。
・子どもを対象とした環境教室や風力発電所紹介の実施
・地元のお祭りや産業・観光イベントへの協力
・クリーンアップ活動や草刈り、植樹活動への参加
特に高度な技術が要求されるメンテナンス項目については高度補修専門チームを社内で組成し、専用のトレーニングやOJTを経た後、全国各地で補修業務にあたっています。
【ブレードの点検および補修】
コストおよびダウンタイムの削減に大きなメリットがあるドローンや望遠カメラを用いたブレードの点検、ロープワークによる補修にも対応。
【CMSと内視鏡点検による回転機異常の早期発見】
CMS(Condition Monitoring System、振動状態監視)とスポットでの内視鏡点検を併用することで回転機(増速機/発電機等)の故障を早期に発見し、ダウンタイムを最小化。
豊田通商 グローバル部品・ロジスティクス本部は現在世界38カ国の拠点・物流網を駆使し、部品の最適一貫物流体制を整えることにより、グローバル規模の自動車部品サプライチェーンを構築しています。
また、『「つくる」「はこぶ」「つなぐ」を変えて未来社会への責任を果たす』を掲げ、技術力のあるパートナーと共に持続的な成長を目指しています。
私たちの持つ風力発電事業で培った経験・強みと豊田通商 グローバル部品・ロジスティクス本部のグローバルネットワークを掛け合わせ、安全と高品質のO&Mを実現し、再生可能エネルギーの安定供給を目指します。